パナソニックのスマートテレビCM自粛騒動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 11:02 UTC 版)
「スマートテレビ」の記事における「パナソニックのスマートテレビCM自粛騒動」の解説
2013年7月、パナソニックが発売するスマートテレビのテレビCMの放映を民放各局が自粛していることが明らかになった。 自粛の理由についてはARIB(電波産業会)の規約違反が要因であるとされている。ARIBは日本の携帯電話やデジタル放送に関する標準規格策定を行っている業界団体であり、通信業界、放送業界、製造メーカーらで構成されている。 ARIBによると、テレビとして発売する以上、視聴者がテレビ放送とネットコンテンツを混同しないよう"テレビの電源を入れるとまずテレビ放送のみが表示されるようにするのが好ましい"というルールがあるが、パナソニックのスマートテレビはテレビの電源を入れるとテレビとネットコンテンツが同時に表示されるため規約違反とされた。あくまで視聴者に誤解を与えないための規約で、テレビ放送とテレビ以外のコンテンツを同時に表示することを禁止するものではないとされる。 2013年9月、パナソニックは同年4月に発売した「スマートビエラ」について、次年度以降に発売する機種から仕様を見直す方針を決めた。これを受け、民放各社は同社のスマートテレビのCM放送を再開した。
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