パトナム以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/19 05:57 UTC 版)
次ぎに、他の治療者はこのISHをどう見ているかである。アリソンはウイルバーと並ぶ草分け的存在であるので、直後に続く治療者達はみな先輩アリソンの論文を読んでおり、少なくとも初期にはそれなりの敬意を払っている。例えばアリソンと同年代の治療者コール(Coul,D.)は1978年に「ISHは治療者が思っていることよりも多くのことができ、より大きな影響力を行使できることを治療者は学び、理解しなければならない」と述べるが、その直前で「治療者はISHと<生き馬の目を抜くような取引>を恐れてはいけない。・・・ISHが自分の手札を一度に全部さらすことなどまずない」とも述べている。決して先輩アリソンのように神にも通じる崇高な存在とはみなしていない。 アリソンの次ぎの世代のクラフトは1984年に、パトナムに言わせると「何かのついでに」ISHのことを「晴朗で理知的で客観的なコメンテーターであり、アドバイザー」と紹介しただけで、その治療上の活用については何も触れていない。
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