パステル_(外食産業)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > パステル_(外食産業)の意味・解説 

パステル (外食産業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 14:29 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

パステル(Pastel)とは、外食チェーンおよび洋菓子のブランド名。

概要

ブランド「パステル」の発祥は1984年(昭和59年)、外食産業を展開するチタカ・インターナショナル・フーズ愛知県北名古屋市)のイタリアンレストランとしてユニモールにて誕生した[1]。後に代名詞となる「なめらかプリン」は、パスタに合うプリンとして開発されて当時から提供されていた[1][2]。客の要望に応じて持ち帰り用にカップに入れたのがきっかけとなり1993年(平成5年)に商品化[1]芸能人がテレビ番組などで紹介したことから人気商品となり、年間の製造数は最大で約2700万個・売上げは約80億円に達した[1][2]

「パステル」は前述のユニモールの店舗に続き、1988年(昭和63年)に東京都渋谷区ケーキ工場を併設した店舗を開店[3]。その後、横浜市名古屋市にもデザートファクトリーを開設し、デザート事業主体で事業を拡大していった[3]

2015年(平成27年)に「なめらかプリン」などを提供するカフェを含むレストラン部門を、ヴィア・ホールディングス(東京都文京区)傘下の扇屋コーポレーションに譲渡[4]。製造工場・販売のみを行う店舗といったデザート部門は依然チタカ・インターナショナル・フーズが所有したが、2018年(平成30年)には残るデザート部門もオールハーツ・カンパニー(愛知県名古屋市)に譲渡された[5]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d プリン界の王道! 「パステルのなめらかプリン」発売秘話”. 株式会社マイナビ website=マイナビ学生の窓口 (2016年10月21日). 2020年1月16日閲覧。
  2. ^ a b プロフィール 所浩史”. Plesic. 2020年1月16日閲覧。
  3. ^ a b 「なめらかプリン」が大人気の喫茶店「パステル」”. クックドア. 東建コーポレーション株式会社. 2020年1月16日閲覧。
  4. ^ 業務提携及び事業譲受のお知らせ (PDF)”. ヴィア・ホールディングス (2015年4月28日). 2020年1月16日閲覧。
  5. ^ 会社案内”. チタカ・インターナショナル・フーズ株式会社. 2020年1月10日閲覧。

外部リンク


「パステル (外食産業)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「パステル_(外食産業)」の関連用語

パステル_(外食産業)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



パステル_(外食産業)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのパステル (外食産業) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS