バーニー・ハニゲンとは? わかりやすく解説

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バーニー・ハニゲン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 16:45 UTC 版)

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バーナード・D・ハニゲン(Bernard D. Hanighen、1908年4月27日 - 1976年10月19日)は、ネブラスカ州オマハに生まれ、ニューヨーク市で没したアメリカ合衆国ソングライターで、「ラウンド・ミッドナイト」や「When a Woman Loves a Man」の共作者として知られている。ハニゲンはまた、クラレンス・ウィリアムス (Clarence Williams) やジョニー・マーサー (Johnny Mercer) とも一緒に仕事をした。

ハニゲンは、ハーバード大学の学生時代に演劇活動にたずさわっていた[1]。その後、レコード会社でディレクターとして働くようになり、第二次世界大戦中CBSの短波放送でニュースキャスターを務めた[1]

ハニゲンは、作曲、編曲をする一方で、作詞もいろいろ手がけた[1]。ハニゲンは、レイモンド・スコット(Raymond Scott) が作曲し、メアリ・マーティン (Mary Martin) とユル・ブリンナーが主演した1946年ブロードウェイミュージカルLute Song』のために、歌の歌詞を書いた。

ハニゲンは、セロニアス・モンクが原型を作曲したビバップの名作「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」に、後から歌詞を付けて「ラウンド・ミッドナイト」へと変化させ、曲の形を完成させたクーティ・ウィリアムスとともに、この曲の共作者(作詞者)としてクレジットされている[2]1949年にジャッキー・パリス (Jackie Paris) がハニゲンの歌詞による最初の録音を行ない[2][3]、以降この曲は、メル・トーメエラ・フィッツジェラルドサラ・ヴォーンナンシー・ウィルソンクリス・コナー (Chris Connor)、ジュリー・ロンドンらが取り上げるジャズ・ボーカルの定番曲になっていった。

出典・脚注

  1. ^ a b c Bernie Hanighen - IMDb(英語)
  2. ^ a b 'Round Midnight (1944)”. JazzStandards.com. 2014年2月13日閲覧。
  3. ^ 'Round Midnight”. secondhandsongs.com. 2014年2月13日閲覧。

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