バンジー・スタジオ時代
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「バンジー (ゲーム会社)」の記事における「バンジー・スタジオ時代」の解説
1999年のMacworld基調講演においてSF風の3Dシューティングゲーム『Halo: Combat Evolved』が初めて披露された。同作はMythシリーズのような広大で立体的な地形と、歩兵戦に加え機動戦を取り入れている。『Halo』は当初Macintosh版とWindows版が開発されていたが、2000年、バンジーはXboxの発売を間近に控えていたマイクロソフトによって買収され、マイクロソフト・ゲーム・スタジオ(Microsoft Game Studios)の傘下部門バンジー・スタジオ(Bungie Studios)となり、HaloはXbox用ゲームとして開発されることになった。また、これと同時にテイクツー・インタラクティブ・ソフトウェアはマイクロソフトにバンジーの株式19.9%を譲渡する契約を結び、Mythシリーズと『Oni』の独占販売権はテイクツー・インタラクティブに移動した。このことにより、『Oni』はバンジーによる開発が続けられたものの、Mythシリーズの3作目となる『Myth III: The Wolf Age』(2001年)はバンジーの関わることのない所で開発・販売されることとなった。また、バンジーはマイクロソフトの所在地であるシアトルに移転した。 2001年に『Halo: Combat Evolved』Xbox版が発売され、2003年にはWindows版とMacintosh版が発売された。2004年には続編である『Halo 2』Xbox版が発売され、2007年には『Halo 2』Windows版と『Halo 3』Xbox 360版が発売された。『Halo 3』は初期の1週間で3億ドルを売り上げヒット作となった。 また、2003年にはバンジーの共同創業者の1人で元CEOであるアレクサンダー・セロピアンが退社し、元バンジーのメンバー6人とともにWideload Gamesを設立している。
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