プレシードジャパンとは? わかりやすく解説

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プレシードジャパン

(バリュートレード から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/28 14:23 UTC 版)

プレシードジャパン株式会社
Preseed Japan Corporation
種類 株式会社
本社所在地 日本
151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-16-7 北参道DTビル3F
北緯35度40分47.8秒 東経139度42分25.2秒 / 北緯35.679944度 東経139.707000度 / 35.679944; 139.707000座標: 北緯35度40分47.8秒 東経139度42分25.2秒 / 北緯35.679944度 東経139.707000度 / 35.679944; 139.707000
設立 2014年1月
業種 電気機器
法人番号 9013301034822
事業内容 自社ブランドの企画・開発・販売・マーケティング。海外オーディオブランドの代理販売
代表者 土山裕和(代表取締役社長)
資本金 22,650,000円
外部リンク 公式ウェブサイト
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プレシードジャパン株式会社英語: Preseed Japan Corporation)は、日本音響機器メーカー、輸入代理店。本社は、東京都渋谷区千駄ヶ谷に所在する。

AVIOTアビオット)のブランド名で、イヤフォン・ヘッドフォンポータブル電源を開発・製造している。2025年には、電動キックボード特定小型原動機付自転車)分野にも進出した[1]

概要・歴史

2024年現在は、主にイヤフォン・ヘッドフォンの開発、製造を行っている[2]。この他に、ケンブリッジ・オーディオ・インターナショナル(英語: Cambridge Audio International)の輸入代理業務も担う。

2014年1月に設立[3]。設立時の商号は、バリュートレード株式会社で、当初は輸入代理店事業を行っていた[3][4]。本社は東京都豊島区東池袋にあった[5]2016年4月からオーディオ機器・ワイヤレスイヤホンの輸入業務を開始。同年9月にアメリカのエラート(ERATO)製品の日本での独占販売権を獲得したことで、日本国内では初めてとなる完全ワイヤレスイヤホンを日本で流通させた[3]。オーディオ機器の代理店業務は、元々オーディオ機器製造への業態変更を意図しており、新興企業の足場固めとして、オーディオ機器の代理店業務を採ったという[6]2017年10月に本社を南池袋に移転した[5]

2018年10月に、自社ブランドとしてAVIOTアビオット)を設立、初となる完全ワイヤレスイヤホンを発売する[3][6]

2019年2月に、社名をプレシードジャパン株式会社に変更[3]。同年12月に登記された[5]。同月には本社を渋谷区千駄ヶ谷に移す[5]2020年12月には、株式会社MYSソリューションとSamurai Ears合同会社を吸収合併した[5]2022年4月に本社を千駄ヶ谷内で移転した[5]

AVIOT

アビオット
AVIOT
種類 音響機器電気製品電動自転車
所持会社 プレシードジャパン株式会社
使用開始国 日本
主要使用国 日本
使用開始 2018年
旧使用会社 バリュートレード株式会社(旧社名)
登録商標 日本
2018年7月31日
ウェブサイト https://aviot.jp/
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AVIOTアビオット)は、プレシードジャパンの自社ブランド[2]2018年設立[2][7]。設立から音響機器に用いられているが、2023年からは音響機器に留まらない電気製品へとブランドの範囲を拡大している[2][7]2025年には、電動キックボード特定小型原動機付自転車)分野にもブランド範囲を更に拡大した[1]

AVIOTの名前は、「Audio-Visual・Internet Of Things」の頭文字を採って名づけられた[2][7]。その後、ブランドを拡大した2023年からは、「A Visionary Innovation On Technology」の意味を込めている[2][7]

ブランドコンセプトとして、「JAPAN TUNED」を標榜している[2][7]

現役の音楽家をはじめとしたコラボレーションを積極的に行っており、ピエール中野凛として時雨)チューニングモデルをはじめとして多くのコラボレーション商品をラインナップしている[8]。多くのコラボレーションを行っている理由について、音響工学に基づいて製品を製作するだけでなく、音響工学の理論の先にアーティストの世界観に沿った音に細かなチューニングが必要であり、アーティストが本当に表現したい音になっているかを突き詰めているためとしている[8]

特に、ピエール中野はブランド設立当初からイヤホン製作にかかわっており[8]2024年時点でイヤホン8モデル、ヘッドフォン2モデルが発売している。

製品種別

コラボレーション

イヤホン・ヘッドフォン

電動キックボード

脚注

  1. ^ a b 【新商品発売のお知らせ】「KB-S350 」”. AVIOT. プレシードジャパン株式会社 (2025年2月4日). 2025年3月1日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g BUSINESS”. プレシードジャパン株式会社. 2024年11月12日閲覧。
  3. ^ a b c d e COMPANY PROFILE”. プレシードジャパン株式会社. 2024年11月12日閲覧。
  4. ^ TOP MESSAGE”. プレシードジャパン株式会社. 2024年11月12日閲覧。
  5. ^ a b c d e f プレシードジャパン株式会社の情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2024年11月12日閲覧。
  6. ^ a b 岩崎顕悟; 生永壮太 (8 September 2021). “凛として時雨・ピエール中野などJ-POPアーティストの“原音”を届ける唯一の存在 AVIOTが「日本人のための」イヤホンを作る理由” (Interview). Interviewed by 折原一也. リアルサウンド テック. 2024年11月12日閲覧.
  7. ^ a b c d e ABOUT:AVIOTについて”. AVIOT. 2024年11月14日閲覧。
  8. ^ a b c 岩崎顕悟; 生永壮太 (8 September 2021). “アーティストとのコラボは彼らの「本当の原音」を届けるため” (Interview). Interviewed by 折原一也. リアルサウンド テック. 2024年11月14日閲覧.

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