バナーチェック・ブラウザフィンガープリンティング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 00:27 UTC 版)
「サイバーセキュリティ」の記事における「バナーチェック・ブラウザフィンガープリンティング」の解説
サイトにアクセスしてきたユーザのマシンにインストールされているブラウザや各種ツール(Java、Adobe Reader、Adobe Flash、Silverlightなど)のインストール状況やバージョン番号などのプロファイルを取得する手法の事。踏み台サイトや攻撃サイトでブラウザフィンガープリンティングを行う事で、ユーザの環境に最適な攻撃(たとえばユーザ環境の脆弱性つけるエクスプロイトを選ぶ等)を実行できるようになる。 ブラウザフィンガープリンティングには攻撃者のサーバサイドで行う方法とユーザのクライアントサイドで行う方法がある。サーバサイドのものでは、ユーザのIPアドレスやHTTPユーザーエージェントからユーザ環境の情報が得られる。クライアントサイドで行うものはクライアント環境でJavaScriptやVBScriptなどを実行する事でさらに詳細なユーザ環境情報を取る事ができ、例えばブラウザに追加されているプラグインの種類やバージョンを知る事ができる。
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