バナー事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/11 07:40 UTC 版)
「天使の時間」の初放送時の終盤のクリフハンガーの間に、イギリス国内の一部地域ではグラハム・ノートン(英語版)が彼の番組『Over the Rainbow』を宣伝するアニメのグラフィックが映り込んだ。BBCによると、映像に被ったこのバナーは予定よりも20秒早く放送されてしまったものである。BBCは5000件を超える苦情を受けて謝罪した。この出来事はTwitter上で大きな関心を引き、SFX誌はチャーリー・ブルーカー(英語版)やマシュー・グラハム(英語版)、サイモン・ペグのツイートを引用して「Twitterで小規模な地震を引き起こした」と報じた。さらにこの出来事はブルーカーのクイズ番組『You Have Been Watching(英語版)』で風刺されており、彼はバナーの出現について戯画化だと表現した。BBCのドラマ脚本家かつ『Life on Mars』や『Ashes to Ashes(英語版)』の共同製作者マシュー・グラハムは、BBC自体が安っぽくなってしまったとしてBBCを糾弾し、BBCからの離脱を匂わせるメールも送った。 グラハム・ノートンはこの出来事を自身の番組『The Graham Norton Show(英語版)』でパロディ化し、同様のバナーを画面の下側に表示してダーレクに自身のアニメ風刺を抹殺させた。
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