バイオントダム地すべり【地すべり・山間部・津波・ダム建設による地下水位上昇】とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > バイオントダム地すべり【地すべり・山間部・津波・ダム建設による地下水位上昇】の意味・解説 

バイオントダム地すべり(1963年)【地すべり・山間部・津波・ダム建設による地下水位上昇】

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 23:02 UTC 版)

土砂災害」の記事における「バイオントダム地すべり1963年)【地すべり山間部津波ダム建設による地下水位上昇】」の解説

イタリア北部バイオントダム地すべり発生1960年竣工していたダム堤の岩盤は固かったが、貯水池左岸地すべり地形考えられる緩斜面広がっていた。貯水始めてしばらくすると、その緩斜面地すべり開始を示す亀裂クリープ発見されたため、監視続けられを抜く排水トンネル設けられた。中断されていた貯水は、試行錯誤の末、小刻みに昇降させつつ水位上げていくと地すべり速度遅くなったことから、この方法を採用して再開された。ところが1963年秋、途中で再び地すべり速度速くなったため、水位下げ対策取ろうとしていた時、降り続いて水位が更に上昇してしまう。10月9日深夜高速地すべり発生土砂貯水池突入して高い津波発生させ、対岸右岸)や上流集落襲った。更に、津波ダム堤を乗り越えて下流集落襲った犠牲者は2,600人に上った津波湖面から240m高い地点にまで到達土砂押し出され水の体積1.2×108m3と推定されている。

※この「バイオントダム地すべり(1963年)【地すべり・山間部・津波・ダム建設による地下水位上昇】」の解説は、「土砂災害」の解説の一部です。
「バイオントダム地すべり(1963年)【地すべり・山間部・津波・ダム建設による地下水位上昇】」を含む「土砂災害」の記事については、「土砂災害」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「バイオントダム地すべり【地すべり・山間部・津波・ダム建設による地下水位上昇】」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

バイオントダム地すべり【地すべり・山間部・津波・ダム建設による地下水位上昇】のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バイオントダム地すべり【地すべり・山間部・津波・ダム建設による地下水位上昇】のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの土砂災害 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS