ハーシュタ (哨戒艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 03:40 UTC 版)
| ハーシュタ | |
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艦名の由来となったハーシュタに停泊するハーシュタ(2005年2月)
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| 基本情報 | |
| 運用者 | |
| 艦種 | 哨戒艦 |
| 艦歴 | |
| 竣工 | 2004年9月 |
| 就役 | 2005年1月 |
| 要目 | |
| 排水量 | 3,132トン |
| 全長 | 83メートル (272 ft) |
| 最大幅 | 15.5メートル (51 ft) |
| 吃水 | 6メートル (20 ft) |
| 機関 | ロールス・ロイス・マリーン製40L8Pディーゼルエンジン(4,000kW)×2基 スクリュープロペラ×2軸 アジマススラスター(883kW)×1軸 |
| 速力 | 18.4ノット |
| 燃料 | 829 m³ |
| 乗員 | 26名 |
| 兵装 | ・ボフォース 40mm機関砲×1門 |
| その他 | NATO潜水艦救助システム対応 |
ハーシュタ(ノルウェー語: KV Harstad / ペナント・ナンバー: W318 / 船舶コード: LMXQ)は、ノルウェー沿岸警備隊の哨戒艦である。船名は北ノルウェーの港湾都市ハーシュタに由来する。
性能
ロールスロイス・マリーン社設計の「ハーシュタ」は、哨戒任務だけでなく緊急時には大型(20万トンまで)の石油タンカーを牽引したり、海上流出した石油を除去したり、消防活動にも使用される多目的船舶として、UT 512級からの拡大版として建造された。最も一般的な用途は漁業の監視とノルウェーの排他的経済水域の調査と海難救助である。大型の石油タンカーが航行するノルウェーの沿岸域ではこの種の艦艇が必要とされる。
外部リンク
- ハーシュタに関するロールスロイス社の記事
- オフショアシッピングオンラインからの記事
- Armed Forces: KV Harstad fire fighting; Norwegian)
- 諸元に関するノルウェー軍による記事(ノルウェー語)
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、ハーシュタ (哨戒艦)に関するカテゴリがあります。- バレンツシャフ級哨戒艦 - ノルウェー沿岸警備隊の次世代哨戒艦。燃料にLPGを採用した。
- トール (哨戒艦・4代) - アイスランド沿岸警備隊の哨戒艦。ロールスロイス・マリーン社が本艦の派生型「UT 512 L型」として設計し、チリの造船所で建造された。
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