ノックイン
英語:knock-in
対象となる株価が、あらかじめ設定した基準価格と等しいか、または、下回ること。
ノックインは、仕組債(リンク債)に設定されることが多い。例えば、日経平均ノックイン債のような日経平均株価連動の仕組債では、ノックインの判定水準として、「当初の日経平均株価の65%」のような設定がされている。この場合、当初の日経平均株価が15000円で、発行後に日経平均株価が9750円以下になればノックインとなる。なお、9750円をノックイン価格という。
ノックインした場合の償還額は、次の計算式で求めることができる。
償還額=額面金額×(最終評価日の日経平均株価÷当初の日経平均株価)
ただし、ノックインしても最終評価日の日経平均株価が当初の日経平均株価を上回っていた場合は、額面金額が償還額となる。
ノックイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 02:37 UTC 版)
クローニングにおいて、ノックイン(gene knock-in)とは、生物の染色体の特定の遺伝子座にタンパク質をコードする相補的DNA配列を挿入する遺伝子工学的手法である[1]。この技術がより進んでいること、また胚性幹細胞が扱いやすいことから、通常はマウスに対して行われる。ノックインと遺伝子組換えの違いは、ノックインは特定の「標的」遺伝子座に対して遺伝子の挿入を行う点である。
- ^ Gibson, Greg (2004). A Primer Of Genome Science 2nd ed.. Sunderland, Massachusetts: Sinauer. pp. 308. ISBN 0-87893-232-1
- 1 ノックインとは
- 2 ノックインの概要
ノックイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 03:09 UTC 版)
詳細は「ノックイン」を参照 ノックアウトと逆に、ある遺伝子の機能を増強する方法である。これには遺伝子コピー数を増やす方法と、発現量を増やす方法がある。
※この「ノックイン」の解説は、「遺伝子工学」の解説の一部です。
「ノックイン」を含む「遺伝子工学」の記事については、「遺伝子工学」の概要を参照ください。
- ノック‐インのページへのリンク