ねっちゅう‐しょう〔‐シヤウ〕【熱中症】
読み方:ねっちゅうしょう
高温環境にさらされたために起こる障害。脱水・けいれん・虚脱などが現れる。熱射病もこの一種。高温障害。発症の危険度を判断する数値に、暑さ指数(湿球黒球(しっきゅうこっきゅう)温度)がある。→湿球黒球温度
[補説] 熱中症の重症度による分類
分類 | 重症度 | 主な症状 | 治療 | 臨床症状 |
I度 | 軽症 | めまい・失神、筋肉痛・筋肉の硬直(こむら返り)、大量の発汗 | 現場での応急処置が可能 | 熱けいれん・熱失神 |
II度 | 中等症 | 頭痛・気分の不快・吐き気・おう吐、力が入らない、体がぐったりする | 病院への搬送が必要 | 熱疲労 |
III度 | 重症 | 意識がなくなる、けいれん、歩けない、刺激への反応がおかしい、高体温 | 入院・集中治療が必要 | 熱射病 |
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