ネイサン・ヘール (原子力潜水艦)とは? わかりやすく解説

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ネイサン・ヘール (原子力潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 02:17 UTC 版)

艦歴
発注: 1961年2月3日
起工: 1962年10月2日
進水: 1963年1月12日
就役: 1963年11月23日
退役: 1986年11月3日
その後: 原子力艦再利用プログラム
除籍: 1987年1月31日
性能諸元
排水量: 水上 7,250トン
水中 8,250トン
全長: 130 m (425 ft)
全幅: 10.1 m (33 ft)
吃水: 9.6 m (31.5 ft)
機関: 原子力ギアード・タービン
主機関: S5W原子炉
最大速度: 水上 16 - 20 ノット (30-37 km/h)
水中 22 - 25 ノット (41-46 km/h)
兵員: 各班士官13名、兵員130名
兵装: 潜水艦発射弾道ミサイル16基
21インチ魚雷発射管4門

ネイサン・ヘール(USS Nathan Hale, SSBN-623)は、アメリカ海軍原子力潜水艦ラファイエット級原子力潜水艦の6番艦。艦名は独立戦争の英雄ネイサン・ヘールに因む。

艦歴

ネイサン・ヘールの建造は1961年2月3日にコネチカット州グロトンジェネラル・ダイナミクスエレクトリック・ボート社に発注され、1962年10月2日に起工した。1963年1月12日にジョージ・ウィーラン・アンダーソン・ジュニア提督の夫人によって進水し、1963年11月23日に就役したが、前日にケネディ大統領暗殺されたため就役式典は縮小して行われた。

ネイサン・ヘールは1964年5月21日に任務に就く。サウスカロライナ州チャールストンを母港に指定され、大西洋艦隊に所属し戦略抑止哨戒を行った。1970年代はポラリスミサイルを装備していたが、ポセイドンミサイルを運用できるよう改修が行われた。1986年4月までにネイサン・ヘールは大西洋で69回の戦略抑止哨戒を完了した。

第二次戦略兵器制限交渉に基づき、レーガン大統領はネイサン・ヘールの不活性化を決定した。ネイサン・ヘールは1986年11月3日に退役し、1987年1月31日に除籍された。その後はワシントン州ブレマートン原子力艦再利用プログラムに従って1991年10月2日に解体が始められ、作業は1994年4月5日に完了した。

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