ラファイエット (原子力潜水艦)とは? わかりやすく解説

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ラファイエット (原子力潜水艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 06:13 UTC 版)

艦歴
発注: 1960年7月22日
起工: 1961年1月17日
進水: 1962年5月8日
就役: 1963年4月23日
退役: 1991年8月12日
その後: 原子力艦再利用プログラム
除籍: 1991年8月12日
性能諸元
排水量: 基準 7,250トン
満載 8,250トン
全長: 425 ft
全幅: 33 ft
吃水:
機関: 原子力ギアード・タービン
主機関: S5W原子炉
最大速: 水上 16ノット
水中 22ノット
兵員: 各班士官13名、兵員130名
兵装: 潜水艦発射弾道ミサイル16基、
21インチ魚雷発射管4門

ラファイエット(USS Lafayette, SSBN-616)は、アメリカ海軍原子力潜水艦ラファイエット級原子力潜水艦の1番艦。艦名はラファイエットに因む。その名を持つ艦としては3隻目。

艦歴

ラファイエットの建造は1960年7月22日にコネチカット州グロトンジェネラル・ダイナミクスエレクトリック・ボート社に発注され、1961年1月17日に起工した。1962年5月8日にアメリカ合衆国のファーストレディジャクリーン・ケネディによって進水し、1963年4月23日にブルー班艦長P・J・ハニフィン中佐およびゴールド班艦長ジェームズ・T・ストロング中佐の指揮下就役した。

カリブ海での整調後、ラファイエットはサウスカロライナ州チャールストンでミサイルを積み込み、6月に弾道ミサイル演習のためにフロリダ州ケープカナベラルへ向かう。演習ではブルー、ゴールド両班の乗組員によって4発のミサイルが発射された。その後8月2日にコネチカット州グロトンに到着し、同年の残りは両班の乗組員が定期的に交代して訓練を行った。

ラファイエットは大西洋での最初の戦略抑止哨戒に1964年1月4日にチャールストンを出航した。続く4年にわたってラファイエットはスペインロタを拠点として16回の哨戒を行った。15回目の哨戒は弾道ミサイル潜水艦による400回目の哨戒となり、ポール・ニッツェ海軍長官より特別の賛辞が与えられた。16回目の哨戒は1967年8月23日にチャールストンで完了し、一週間後にバージニア州ニューポート・ニューズニューポート・ニューズ造船所オーバーホールを開始した。1968年12月28日にオーバーホールは完了し、1969年1月に任務復帰する。

ラファイエットは1991年3月1日に不活性化され、8月12日に退役、同日除籍された。その日にワシントン州ブレマートン原子力艦再利用プログラムに基づき解体が開始され、1992年2月25日に作業は完了した。

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