ヌマガイとは? わかりやすく解説

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ぬま‐がい〔‐がひ〕【沼貝】

読み方:ぬまがい

ドブガイの別名。


沼貝

読み方:ヌマガイ(numagai)

ドブガイ別称
イシガイ科の二枚貝

学名 Anodonta woodiana


ヌマガイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/27 10:02 UTC 版)

ヌマガイ
ヌマガイ
Sinanodonta lauta
三重県津市
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 二枚貝綱 Bivalvia
: イシガイ目 Unionoida
: イシガイ科 Unionidae
: ドブガイ属 Sinanodonta
: ヌマガイ S. lauta
学名
Sinanodonta lauta
(Martens, 1877)
シノニム

ドブガイA型 Anodonta woodiana type A

和名
ヌマガイ
英名
Chinese pond mussel

ヌマガイ(沼貝、Sinanodonta lauta)は淡水に棲むイシガイ科の二枚貝日本のほか東アジア一帯に分布する。の底の中に生息する。近縁種のタガイとともにドブガイと呼ばれることがある。

長は最大20cmを超える。

テレビ東京日曜ビッグバラエティ緊急SOS超巨大怪物が出た!出た!!池の水ぜんぶ抜く大作戦4」(2017年9月3日放送)では34cmのヌマガイが捕獲された。

殻の色は緑色から黒色まで変異が大きく、色帯がある個体もいる。殻は薄くて、乾燥させると自然にひび割れることが多い。ヌマガイに限らず、タガイ、フネドブガイ、マルドブガイなどにおいても、擬主歯がまったくないことが特徴である。タガイと形態的に非常に類似しているが、繁殖期やグロキディウム幼生の形態が異なる。また、タガイは殻長が通常10cm以内である。

繁殖期は春から夏である。グロキディウム幼生は、ヨシノボリなどに寄生する。

身は泥に由来する強烈な悪臭がこびりついており、泥抜きを徹底的に行う手間を要することから、食用にはあまり向かない。(1995年4月21日放送『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ系)「巨大シジミ発見?」の依頼で、服部緑地内の池に生息するドブガイ(ヌマガイ)を実際に調理して試食する様子が放送された。)

参考文献

  • 近藤高貴, 2008. 日本産イシガイ目貝類図譜. 日本貝類学会特別出版物第3号, v + 69 pp.

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