ニューヨーク市地下鉄K系統
(ニューヨーク市地下鉄AA系統 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/12 22:30 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| K系統 | |||
|---|---|---|---|
| |
|||
| 基本情報 | |||
| 路線網 | ニューヨーク市地下鉄 | ||
| 起点 | 168丁目駅 | ||
| 終点 | ワールド・トレード・センター駅 | ||
| 駅数 | 23駅 | ||
| 経由路線 | IND8番街線 | ||
| 開業 | 1932年9月10日 | ||
| 廃止 | 1988年12月11日 | ||
| 運営者 | ニューヨークシティ・トランジット・オーソリティ | ||
| 路線諸元 | |||
|
|||
ニューヨーク市地下鉄K系統(ニューヨークしちかてつKけいとう、英語: K Eighth Avenue Local)はかつてニューヨーク市地下鉄Bディビジョンで使用されていた運転系統。カラーは青(ビビット・ブルー)で、1988年までマンハッタン区のIND8番街線で運行されていた。1985年5月6日まではニューヨーク市地下鉄AA系統という名前であった。
歴史
AA系統での運行
1932年9月10日、A系統とAA系統はIND8番街線の開通に伴って、運行が開始された。インディペンデント・サブウェイ・システム(IND)は急行運転する系統には大文字一つを使い、緩行運転する系統には大文字二つを使って区別した。AA系統は168丁目駅からハドソン・ターミナル駅(後のワールド・トレード・センター駅)まで緩行線で運用されることになった。1933年2月1日、A系統がチェンバーズ・ストリート駅からINDフルトン・ストリート線のジェイ・ストリート-ボロー・ホール駅まで延長されるのに伴い、この系統もチェンバーズ・ストリート駅まで延長されたが、Aが運行されなかった時間帯だけの適用であった。[1][2]
1933年7月1日、AA系統はINDコンコース線が開通された時に運用停止となり、新しくCC系統がIND8番街で緩行線で運行されることになった。
1940年12月15日、IND6番街線の開通に伴い、約7年間運用が停止されていたAA系統は、ラッシュアワー時以外の運行に戻された。ラッシュアワー時の運行はBB系統が6番街線経由で行うことになった[3]。 このパターンは、深夜時間帯の運行がA系統に置き換えられた1977年8月28日まで変更されなかった。[1][2][4]
K系統での運行
1985年5月6日、(系統名の)二重文字の削除の一環として、AAがKに変わった。 この系統は昼間、夜間、週末の3つの時間帯に168丁目駅からワールド・トレード・センター駅まで運行し、深夜時間帯にはA系統がK系統の停車駅に停車した。 ラッシュアワー時では、CCだったC系統が,ベッドフォード・パーク・ブールバード駅とロッカウェイ・パーク-ビーチ116丁目駅を往復して、K系統が8番線の各駅停車になった[5]。 この変更は1987年5月24日まで公式にはスケジュールに反映されなかった[2]。
1988年12月11日、広範囲にわたるサービス変更の一環として、K系統はBおよびC系統に代替され、廃止された[6]。
停車駅一覧
この系統が使われていた路線
| 路線 | 始発駅 | 終着駅 | 線路 |
|---|---|---|---|
| IND8番街線 | 168丁目駅 | ワールド・トレード・センター駅 | 緩行線 |
停車駅
| 凡例 | |
|---|---|
| 終日停車 | |
| 深夜を除き終日停車 | |
| 平日のみ停車 | |
| 平日のピーク時のみ停車 | |
| 時間帯詳細 | |
| 駅 | 乗換 | 接続と備考 | ||
|---|---|---|---|---|
| マンハッタン | ||||
| 168丁目駅 | ||||
| 163丁目-アムステルダム・アベニュー駅 | ||||
| 155丁目駅 | ||||
| 145丁目駅 | A |
|||
| 135丁目駅 | ||||
| 125丁目駅 | A |
|||
| 116丁目駅 | ||||
| カテドラル・パークウェイ-110丁目駅 | ||||
| 103丁目駅 | ||||
| 96丁目駅 | ||||
| 86丁目駅 | ||||
| 81丁目-自然史博物館駅 | ||||
| 72丁目駅 | ||||
| 59丁目-コロンバス・サークル駅 | A |
|||
| 50丁目駅 | E |
|||
| 42丁目-ポート・オーソリティ・バスターミナル駅 | A 7 |
ポート・オーソリティ・バスターミナル 備考:黄色のB及びD系統は廃止 |
||
| 34丁目-ペン・ステーション駅 | A |
アムトラック, ロングアイランド鉄道, ニュージャージー・トランジット 、ペンシルベニア駅 | ||
| 23丁目駅 | E |
|||
| 14丁目駅 | A |
|||
| 西4丁目-ワシントン・スクエア駅 | A |
パストレイン、9丁目駅乗換 備考:グランド・ストリート・シャトルとJFKエクスプレスは廃止。 |
||
| スプリング・ストリート駅 | E |
|||
| キャナル・ストリート駅 | A |
|||
| ワールド・トレード・センター駅 | E |
パストレイン、ワールド・トレード・センター駅 | ||
脚注
- ^ a b “NYCT Line by Line History”. www.erictb.info. 2016年6月9日閲覧。
- ^ a b c “The ERA Bulletin 2011-11” (英語). Issuu. 2016年6月19日閲覧。
- ^ “The New Subway Routes”. The New York Times. (1940年12月15日). ISSN 0362-4331 2016年6月20日閲覧。
- ^ “Service Adjustments on the BMT and IND Lines Effective Midnight, Saturday, August 27 New York City Transit Authority (1977)”. Flickr - Photo Sharing!. 2016年6月9日閲覧。
- ^ “Hey, What's a "K" train? 1985 Brochure”. Flickr - Photo Sharing!. 2016年6月17日閲覧。
- ^ Johnson, Kirk (1988年12月9日). “Big Changes For Subways Are to Begin” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331 2018年12月9日閲覧。
|
||||||||||||||||||||||
- ニューヨーク市地下鉄K系統のページへのリンク