ニュータウンと旧市街
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 09:13 UTC 版)
1990年初頭の頃、従来の市街地の東側に下塘(ハダン)ニュータウンが建設され、同じ頃に木浦市の南側に栄山江を挟んで隣接している霊岩郡の三湖邑に大仏国家産業団地が造成されながら、同時期にそれまで仁川広域市に所在していた旧漢拏重工業(現在の現代三湖重工業)が移転した。また、2005年頃には光州広域市に所在していた全羅南道庁が、下塘ニュータウンのさらに東側の務安郡域に移転した。こうして全羅南道の道庁所在地として務安、木浦の両市郡を跨って南岳ニュータウンが形成された。 これらの新市街を中心に、木浦市は隣接する務安郡の地域に所在している全羅南道庁およびその附属機関、霊岩郡域に立地した工業地帯のベッドタウンとしても機能している。 しかしその一方、木浦駅・儒達山を中心としている従来の市街地は2008年度に旧市街地活性化条例が制定されたにも関わらず、長い間沈滞から抜け出せない状態のままであった。 最近は狭い木浦漁業協同組合の敷地を別の場所に移転してその跡地を再開発したり、廃れつつある下町を芸術の街として作り変えるなど、旧市街を観光都市として再生しようとする動きもある。
※この「ニュータウンと旧市街」の解説は、「木浦市」の解説の一部です。
「ニュータウンと旧市街」を含む「木浦市」の記事については、「木浦市」の概要を参照ください。
- ニュータウンと旧市街のページへのリンク