ニコンZマウント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:23 UTC 版)
「ニコン Zシリーズ」の記事における「ニコンZマウント」の解説
Zマウントは内径55mm(バヨネット爪の内側の径52.0mm)、フランジバック16mmであり、35mmフルサイズ用レンズマウントとして最大の内径、最短のフランジバックを備えている。大口径の新マウントの採用により、レンズ設計の自由度が格段に上がり、光学性能の驚異的な向上を実現しているとされる。 「Zマウントによって生まれ変わったニッコール」を象徴するレンズとしての位置づけで、ニコン史上最高となるF0.95の「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」と「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」が計画された。 ニコンFマウントと比較すると、内径はFマウントの47mmから8mm拡大した。また、内爪をFマウントの3本爪から4本爪とすることでFマウント以上の強度を保ちつつ、レンズの着脱時の角度をFマウントの60度から40度に抑え、効率的なレンズ交換を可能にしている。 高画素化やハイフレームレート化に対応するために、Fマウントからレンズ・ボディー間の通信の飛躍的な高速化、大容量化、分解能の向上がなされている。
※この「ニコンZマウント」の解説は、「ニコン Zシリーズ」の解説の一部です。
「ニコンZマウント」を含む「ニコン Zシリーズ」の記事については、「ニコン Zシリーズ」の概要を参照ください。
- ニコンZマウントのページへのリンク