ニガード事件(アカウント閉鎖と購入済電子書籍全削除)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:57 UTC 版)
「Amazon Kindle」の記事における「ニガード事件(アカウント閉鎖と購入済電子書籍全削除)」の解説
2012年9月、ノルウェー在住の女性のKindleに不具合が発生し、Amazonと連絡していたところアカウントが閉鎖された。そして、Kindleから購入済みの電子書籍が、Amazonによりすべて削除された。ところが、新聞などで報じられたあと、閉鎖されたアカウントが理由の説明なく復活した。 この事件から、Kindleコンテンツ(電子書籍等)の料金など支払い後もライセンスが提供されるのみで、コンテンツがAmazon管理下にあることが抱える問題点、DRM(デジタル著作権管理)に関する課題に注目が集まった。 電子書籍には所有権はなく、利用者は「利用権を購入」しているのみである。そのため、なんらかの理由でアカウントが停止されれば、すべての蔵書を失うことには注意が必要である。
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