ナイトエンドとプロディガル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/02 07:48 UTC 版)
「ディック・グレイソン」の記事における「ナイトエンドとプロディガル」の解説
「en:Batman: Knightfall」も参照 当時ベインとの死闘により足に麻痺を残していたブルース・ウェインはバットマンのマントをジャン・ポール・バレー(=アズラエル)に預けた。ナイトウィングは自分をのけ者にしてよりにもよって「Nut job altar boy(頭のいかれた侍者)」に代役を任せた事に腹を立て、傷ついた。しかしブルースはバレーを選んだのはディックがもう独り立ちし、おそらく責任を転嫁されたくないだろうと思ったからだと主張した。本音を言えば、ブルースは単にディックをベインに引き合わせたくなかったのである。ディックは三代目ロビンことティム・ドレイクに干渉し、ブルースがゴッサムに戻ったおり、彼はバレーを蹴散らし、バットマンのマントをブルースに引き渡している。グレイソンがタイタンズに戻ると、既にチームが代わっていることに気付いた。政府が干渉権を発動し、かつてのスピーディことアーセナルをチームリーダーに据えていたのである。ナイトウィングは身を引き、タイタンズを後にし、ゴッサムシティの問題に集中することにした。 "Prodigal"のストーリーでは未だに背中を痛めているブルース・ウェインは渋るディックにしばらくの間バットマンとして代理を務めるように頼み、彼は了承した。この時期、ディックはトゥーフェイスと対峙し、悪霊達を鎮めている。このとき彼は後に弟分兼親友になるティム・ドレイクとも親交を結んだ。ブルースは治療を終え、ゴッサムに戻るとバットマンとしての役割の返還を要求した。何年もの間歪み合っていたブルースとディックだが、ようやく関係を修復しはじめたのだった。
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