トコウ

デジタル大辞泉

と‐こう

［副］(スル)《「とかく」の音変化》あれこれ。何やかや。「—するうちに日が暮れた」

「—の注意がましき事をいうなどは」〈子規・墨汁一滴〉

[補説] 「兎角」「左右」とも当てて書く。

と‐こう【土貢】

読み方：とこう

《「どこう」とも》鎌倉・室町時代、その土地からの貢ぎ物。主に田租をさす。

と‐こう〔‐カウ〕【徒行】

読み方：とこう

［名］(スル)乗り物に乗らず歩いて行くこと。

「群臣皆—す」〈金井之恭・東巡録〉

と‐こう〔‐カウ〕【渡航】

読み方：とこう

［名］(スル)航空機や船舶で海外へ行くこと。「イギリスに—する」「—者」

と‐こう〔‐カウ〕【都講】

読み方：とこう

１ 塾生のかしら。塾頭。

２ 「尚復(しょうふく)」に同じ。

難読語辞典

兎角

読み方：トカク（ｔｏｋａｋｕ），　トコウ（ｔｏｋｏｕ）

兎の角のように、絶対にありえない物；雑多な事態の起こるさま

杜衡

読み方：カンアオイ（ｋａｎ’ａｏｉ），　トコウ（ｔｏｋｏｕ）

ウマノスズクサ科の常緑多年草、薬用植物

歴史民俗用語辞典

左右

読み方：カレコレ（ｋａｒｅｋｏｒｅ），　トカク（ｔｏｋａｋｕ），　ソウ（ｓｏｕ），　トコウ（ｔｏｋｏｕ），　サユウ（ｓａｙｕｕ），　サウ（ｓａｕ）

（１）かれこれ、なにやかや。
（２）有様、便り、指図、自由に処置する。

植物名辞典

杜衡

読み方：カンアオイ（ｋａｎ’ａｏｉ），　トコウ（ｔｏｋｏｕ）

ウマノスズクサ科の常緑多年草、薬用植物

学名 Heterotropa nipponica