データ構造図
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データ構造図(Data structure diagram、DSD)は、構成要素とそれらの関係を文書化するグラフィカルな表記法とそれらを束縛する制約を提供することで概念スキーマを記述するデータモデルの一種である。
- ^ Data Integration Glossary, U.S. Department of Transportation, August 2001.
- ^ IRS Resources. Part 2. Information Technology, Chapter 5. Systems Development, Section 13. Database Design Techniques and Deliverables. Retrieved 02 July 2009.
- 1 データ構造図とは
- 2 データ構造図の概要
データ構造ダイアグラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 09:44 UTC 版)
「データモデル」の記事における「データ構造ダイアグラム」の解説
データ構造ダイアグラム(DSD)は、エンティティとそれらの関連、およびそれらを拘束する制約(constraints)を文書化する図式表記法を提供するよって、概念データモデルを記述するため使われる1つのダイアグラムでありデータモデルである。DSDの基本的図形要素は、エンティティを表すボックスと、関連を表す矢である。データ構造ダイアグラムは、複雑なデータ・エンティティを文書化するため最も有用である。 データ構造ダイアグラムは、実体関連モデルの1つの拡張である。DSDで、関連が、エンティティ群を束ねる制約を規定する属性から構成されるボックスとして描かれる一方で、属性は、エンティティの、外側でなく、内側で規定される。実体関連モデルは、堅牢である一方で、関連同士の制約を規定する方法を提供せず、そして、いくつかの属性を持つエンティティを表現するとき視覚的に扱い難くなる。DSDは、DSDが1つのエンティティ内での要素の関連に焦点を当て、そしてユーザーに各エンティティ間のリンクと関連を完全に見せることができるのに対して、実体関連モデルでは異なるエンティティ間の関連に焦点を当てる点で、異なる。 データ構造ダイアグラムを表現するため、多重度(cardinality)を定義する方法に顕著な違いを伴う、いくつかのスタイルがある。選択は、鏃、逆向き鏃(鳥足)、あるいは多重度の数値表現の間に存在する。
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