データフロー的拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 04:44 UTC 版)
「フローチャート」の記事における「データフロー的拡張」の解説
制御フローではなくデータフローを表現するデータフロー図を描くための部品の規格化が行われてきた。そのような部品は制御フローを表すフローチャートでも特に平行四辺形の「入出力」部品を詳細化するのに使われている。 なお、そもそもコントロールのフローとデータフローは違うものであるため「(フローチャートの)データフロー的拡張」として両者を混用すると、フローチャートの「代入などの操作を表現する箱」と、データフロー図の「データを保持したり加工する実体を表現する箱」が混在することになり、同様に「順次的な手続きの流れ」を表現する矢印と「データの流れ」を表現する矢印が混在することになる。 長方形の下辺を波形にした図形で、「書類」を表す。 上辺が左から右に斜めに上がっている四角形で、「手操作入力」を表す。例えば、帳票へ書き込むことを表す。 上底の方が長い台形で、「手作業」を表す。人間が自ら行うしかない作業や調整を表す。 円柱形で「データファイル」を表す。
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