データに基づいた販売
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:56 UTC 版)
スーパーでは系列各店の品揃えを同一にせず、店舗周辺の顧客にあわせて変えることは目新しいことではないが、オギノでは顧客を独自の多数のカテゴリーに分類し、どのカテゴリーの顧客が多いかを元に店舗の品揃えに特色を出し、売上げを伸ばしている。顧客のデータ収集には、「オギノグリーンスタンプカード」を使用している。また、高い能力を持つ物流センターを活用することにより、店舗ごとに違う商品の陳列に対応した物流を行い、陳列の手間を省いている。こうしたデータに基づいた店舗作りを考えるようになったきっかけは、1996年にダイエーが地元に出店することが決まったことだという(その後、ダイエーは1997年11月にオギノ貢川店の向かいに開店したが、1999年8月に不採算店として閉店した)。 また、FSP(Frequent Shoppers Program カードによって顧客のデータを得る。データによって顧客を選別し、顧客ごとに適したサービスを提供する)を活用し、レシートで顧客一人一人にあわせた商品をポイントクーポン対象として勧めている(クーポン利用率は40%超)。
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