デジタル再編集
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「ナンバーテン・ブルース さらばサイゴン」の記事における「デジタル再編集」の解説
本作の完成から31年が経過した2006年1月17日、企画・製作を行った網野鉦一が満71歳で死去している。その後、網野の遺族は、網野が製作・監督した『メコンの詩』とともに、本作のネガ原版フィルムと0号プリントを東京国立近代美術館フィルムセンター(NFC)に寄贈した。本作のプリントは「105分版」と「45分短縮版」の2種類が同センターに所蔵されていた。作品の所在を知った本作の監督の長田紀生は、遺族の了解等を得て、退色の進んだプリント・ネガ原版からデジタル修復を行い、デジタル編集を行って「99分」の新版を2012年10月に完成した。このヴァージョンは、2013年1月24日に行われた第42回ロッテルダム国際映画祭に正式招待されて上映された。同作に「タロー」役で出演していた磯村健治が経営する企業「プレサリオ」が配給して2014年4月26日、東京都新宿区のテアトル新宿を皮切りに、初めて商業公開された。
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