デザイナー、アートディレクターとしての活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 09:24 UTC 版)
「見増勇介」の記事における「デザイナー、アートディレクターとしての活動」の解説
関西の美術館やギャラリー等、文化施設のデザインを多く手がけている。なかでも2008年に滋賀県立近代美術館でおこなわれたART BRUT –collection abcd, Paris–のカタログは評価が高く、会期終了を待たずに売り切れた。2009年に兵庫県立美術館でおこなわれた藤本由紀夫 shadow –exhibition obscura– のリーフレットも会期終了前になくなっている。2009年に京都芸術センターでおこなわれた少年少女科学クラブ展 TUNE/LABORATORIUMのミニカタログでは、ルーペを挟み込んだ装丁を見せている。本文にはポイント数の非常に小さい文字で組んでおり、ルーペを通して本を読むという趣向。このように見増のデザインは、一般的な広告物とはひと味違うギミックが施されている場合が多い。元々タイポグラフィの原理に基づいた組版を得意としているが、ニューウエーブ・デザインのファンであると公言しており、自由で過激な表現も見られる。
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