ディスク圧縮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/17 06:54 UTC 版)
ディスク圧縮(英: Disk compression)とは、ハードディスクドライブのサイズを変えずに格納できる情報の量を増やすユーティリティソフトウェア。指定されたファイル(群)のみを圧縮するデータ圧縮ユーティリティとは異なり、ディスク圧縮ユーティリティは自動的に機能し、ユーザーはその存在を気にする必要がない。
- ^ クロスリンクとは、2つのファイルの一部がディスク上の同じ位置にあるとされている状態である。この場合、間違っている方のファイルの内容は既に一部失われている。間違っている方を先に圧縮して圧縮前のイメージを削除すると、問題なかった方のファイルまで失われてしまう。マイクロソフトが CHKDSK の代わりにスキャンディスクを導入した背景には、圧縮前のチェックを改善する意味もあった。
- ^ MS-DOSでは、ファイルには 、System, Hidden, Read-Only, Archivable という属性があり、System あるいは Hidden 属性のファイルはデフォルトでは見えない。System あるいは Read-Only 属性のファイルは通常の手段では削除できない。多くのディスク圧縮ユーティリティはドライブファイルに System、Hidden、Read-Only という属性を付与していた。しかし、特殊な手段を用いればそのような属性のファイルでも参照して削除できる。また、ユーザーが属性を消去してしまうこともできる。
- 1 ディスク圧縮とは
- 2 ディスク圧縮の概要
- 3 関連項目
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