ディスク・ストレージでのインターリーブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/31 16:33 UTC 版)
「インターリーブ」の記事における「ディスク・ストレージでのインターリーブ」の解説
歴史的には、フロッピーディスクやハードディスクなどのディスクを使ったストレージ・デバイスでのブロックの配置にインターリーブを使っていた。インターリーブの第一の目的は、コンピュータがデータ転送可能となるタイミングとディスクドライブのヘッドが当該ブロック上に到達して実際にデータを読み出せるようになるタイミングを合わせることだった。1990年代より以前にはこのようなインターリーブが非常に一般的だったが、処理速度の向上に伴って徐々に廃れていった。2012年現在のディスク・ストレージでは、もはやインターリーブは使われていない。 インターリーブでは、セクタを読んだ後の処理時間を考慮して、コンピュータが次のセクタを読む用意ができたときにちょうどそのセクタ上にヘッドが来るように配置する。従って、処理速度とインターリーブされたセクタの配置が一致していればデータ転送を高速化できるが、一致していないと著しく性能を低下させることがある。
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