テープレイアウト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 22:04 UTC 版)
「Linear Tape-Open」の記事における「テープレイアウト」の解説
LTO Ultriumテープには5本のサーボバンドに挟まれた4本のデータバンドがある。データバンドは3、1、0、2 とテープ上側から番号が付けられていて番号順にデータが埋められていく。更に1つのデータバンドに着目した場合、その領域は数十本のラップに分割される。例えば、新品のテープに書き込む場合ヘッドはデータバンド"0"のラップ"0"に位置決めされる。ここからテープが走行しヘッドの全ての書き込み端子が同時に書き込みを行う。テープの末尾に到達するとヘッドはデータバンドは変えずに次のラップへ直角に移動し、テープを先ほどと反対方向に走行させながら書き込みを行う。最終ラップへの書き込みが終わると、ヘッドは次のデータバンドへ直角に移動する。結果として各データバンドにヘビが蜷局を巻いたようなパターンができる。テープにデータを埋めつくすのに必要なパスの数を求めるには、総トラック数を書き込み端子の数で割れば良い。例えば、LTO-8テープは208パス必要となる。
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