ティモッグ地区(Timog area)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 07:53 UTC 版)
「ケソン市」の記事における「ティモッグ地区(Timog area)」の解説
ティモッグ通り(South Avenue)とトーマス通り(Tomas Morato Avenue)沿いは、有名な興行商業地区となっている。 この2つの大通りに沿っておしゃれなレストランとバーが多く位置し、「ディスコ」「カラオケクラブ」、および「コメディバー」も点在しており、また、「チコス(Chicos)」、「アドニス(Adonis)」、「ジゴロ(Gigolo)」など、多くのゲイ・バーも所在する一大歓楽街となっている場所である。 ティモッグ通り(Southアベニュー)、エドサ通りとケソン通り(Quezon Avenue(R-7))に囲まれた、通称「南部三角域(The South Triangle)」には、フィリピンを代表するテレビ局の「ABS-CBN(CH2)」と「GMAネットワーク(CH7)」の本社が所在している。フィリピンのエンターテインメントショーの発信地区となっており、同時に芸能人や有名人の居住地区にもなっている。 第11回世界ジャンボリーに参加するための渡航中に、飛行機事故で亡くなった20名のフィリピン人ボーイスカウト隊員の名誉の記念碑が、地区中央にあるロータリー(Rotunda)に建てられている。この地区に所在するバランガイ(The barangays)の一つに、「Laging Handa = 備えよ常に」があり、これはボーイスカウトのモットーとなっている。また、この地区の通りの名称は上記スカウトたちの名前がつけられており、この地区は「スカウトエリア」とも呼ばれている。 上記スカウティングメモリアルの付近は、フィリピン史上最悪の火災事故が発生した「オゾン・ディスコ(Ozone disco)」があった場所でもある。
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