ツールでの不振とブエルタでの失格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 01:29 UTC 版)
「ヴィンチェンツォ・ニバリ」の記事における「ツールでの不振とブエルタでの失格」の解説
2015年、イタリア国内選手権を連覇し、こちらも連覇の懸かるツール・ド・フランスに出場。しかし第2ステージでティンコフ・サクソが仕掛けた横風分断作戦に嵌ってしまい、更にパンクと出遅れてしまう。大会最初の本格山岳ステージとなった第10ステージではステージ優勝したクリス・フルームから4分以上ものタイムを失ってしまう。第19ステージでは途中メカトラブルが起きたフルームに対して紳士協定を無視してアタックを仕掛け、そのまま先頭を走っていたピエール・ロランと合流、協調して集団を引き離す。その後ローランを置き去りにし、逃げ切り勝利を収めた。翌第20ステージではパンクで遅れてしまい、連覇は逃したものの総合4位と区間1勝という成績を残した。続くブエルタ・ア・エスパーニャでは第2ステージで落車し、集団復帰する際にチームカーに掴まって引き上げられたことを理由に失格となった。ジロ・ディ・ロンバルディアでは最終盤の下りで鋭いアタックを仕掛けて独走勝利。シーズン5勝目を上げた。
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