ツーフィンガー奏法
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ツーフィンガー奏法(ツーフィンガーそうほう)とは、主にアコースティック・ギターで使われる演奏法の一種。
概要
「ツーフィンガー奏法」と呼ばれるギターの奏法には次の二種がある。
- スリーフィンガー・ピッキング的なパターンを親指と人差し指の二本の指で弾く奏法。音色や音量を均一にしやすい一方、弾くべき弦とは異なる弦を弾く恐れがある。
- 親指でベース音を弾き、人差し指で高音弦をストロークする、カーター・ファミリー・ピッキング的なアルペジオとストロークを合わせた奏法。
前者はピーター・ポール&マリーやサイモン&ガーファンクルの楽曲に見られることが多く、1960年代のフォークソングの流行と共に一般化したと思われる。後者の奏法の例としては、ビートルズでポール・マッカートニーが演奏したイエスタデイやブラックバードなどが挙げられる。
なお、エレクトリックベースにおける指弾き(基本的に人差し指+中指)もツーフィンガー奏法ということがある。
関連項目
ツーフィンガー
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「スティーヴ・ハリス」の記事における「ツーフィンガー」の解説
ベーシストとしてのハリスを特徴付けているのは、なんといってもそのトーンである。独学でベースを学んだハリスの演奏は、アポヤンドによるフィンガー・ピッキングではなく、指を伸ばしたまま弦に叩き付けるフォームの指弾きで、これによりスラップ奏法のようなパーカッシブなサウンドを得ている。特にギタリスト2名編成の時期は高音の効いたトーンが特徴的だった。過去にはスリーフィンガー、果てはフォーフィンガーなどという説もあったが、人差し指と中指を使ったツーフィンガー奏法である。
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