チームを襲う財政不安
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 04:36 UTC 版)
「2013年のF1世界選手権」の記事における「チームを襲う財政不安」の解説
世界経済の低迷下でF1チームの財政難も続いており、今期もHRTが消滅して1チーム減り、残る11チーム中7チームが緊縮経営モードにあるという(マクラーレン代表マーティン・ウィットマーシュ)。小林可夢偉やヘイキ・コバライネン、ティモ・グロックといった実績のあるドライバーがレギュラーシートを喪失し、代わって経験は浅いが多額のスポンサーマネーを持ち込むいわゆる「ペイドライバー」が増加した。 ザウバーは資金面の危機的状況が表面化したが、ロシアの政府系投資グループとの契約をまとめて窮地をしのいだ。ロータスも投資会社との交渉が難航する中でキミ・ライコネンが「サラリーを1ユーロももらっていない」と暴露し、終盤2戦を残して離脱した(公式理由は「背中の古傷の手術のため」、次期はフェラーリへ移籍)。 2014年はエンジン規定の刷新が予定されているため、さらに負担は増えるものと予想される。
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