チリのフォルクローレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 02:59 UTC 版)
「フォルクローレ」の記事における「チリのフォルクローレ」の解説
チリもアルゼンチン同様に白人の優勢な国であり、音楽的特徴もスペイン系の影響が強かった。特に盛んに演奏されるのは、舞曲のクエッカとトナーダであろう。しかし、1960年代後半以来、歌を通じた社会変革を目指したビクトル・ハラをはじめとするヌエバ・カンシオン(新しい歌)の系統に属する音楽が、アジェンデ政権の成立と崩壊、ピノチェト独裁政権への抵抗運動に関連して世界的な注目を集めるようになった。また、新しい歌の系統に属する音楽家たちによってボリビアの音楽が盛んに紹介されたため、現在ではアンデスのフォルクローレやチャランゴやケーナなどの楽器もかなり一般的になってきている。 代表的なグループ・歌手・演奏家 ビクトル・ハラ (Victor Jara) ビオレータ・パラ (Violeta Parra) インティ・イリマニ (Inti-illimani) キラパジュン (Quilapayun) イジャプ (Illapu)
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