チャールズ王子とのユーモア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 00:49 UTC 版)
「スパイク・ミリガン」の記事における「チャールズ王子とのユーモア」の解説
英国のウェールズ公チャールズ王太子はミリガンのファンで、ミリガンが1994年のブリティッシュ・コメディ・アワード(英語版)の "The Lifetime Achievement Award" を獲得した際には、テレビの生放送を通じてお祝いのメッセージを読み上げた。ミリガンは、王太子を a "little grovelling bastard" と呼んでこのメッセージを途中で中断した。彼は後に王太子へこうファックスを送っている。「ナイトの位に関しては問題外ってことになりますよね?」(英: "I suppose a knighthood is out of the question?")。実際、ミリガンが「サー」をつけて呼ばれる完全なナイトとなるのは不可能だったが、これは王子を侮辱したからではなく、ミリガンが正式にはイギリス国籍を保有していなかったからである。実際の所ミリガンとチャールズ王子とはとても仲の良い友人で、ミリガンは1992年に大英帝国勲章のコマンダー(CBE、第3位)を授与されており、これはミリガンがアイルランド国籍保有者であるため名誉上のものだった。また2000年には名誉上のナイト・コマンダー(KBE、第2位) を授与された。
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