チャンプ80
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 05:51 UTC 版)
チャンプ80(2GM、CJ80)は1986年7月に発売された。価格は149,000円。カラーは白/青と黒/灰色の2つ。 50cc版とほぼ同等のサイズで、乗車定員も50cc版と同じく1人であるが、エンジン排気量を80ccにした原付二種モデル。定格出力は7.0ps。電気式オートチョークキャブレターを採用した。また、大径のフロントドラムブレーキや、セリアーニ式フロントテレスコピックフォーク、リアガスショックを備える。また制限速度が30km/hを超えることから、50ccモデルではすべてオプション扱いの左バックミラーが標準装備されている。 他には速度計が80km/h表示となり、30km/h超過時の速度警告灯がハイビームの表示灯に変更、フロントホイールもブレーキの大径化に伴い一部意匠を変更、リアホイールも4本スポーク化され、排気量アップに伴い吸・排気口が追加され、チャンバー形状も変更されている。 当然ながら50cc版よりもパワフルな走りを実現し、一般公道での30km/h制限や2段階右折などからも解放されるモデルとして、自動二輪車に乗っている人々のセカンドマシンとされることも多かった。
※この「チャンプ80」の解説は、「ヤマハ・チャンプ」の解説の一部です。
「チャンプ80」を含む「ヤマハ・チャンプ」の記事については、「ヤマハ・チャンプ」の概要を参照ください。
- チャンプ80のページへのリンク