チャイコフスキー_(映画)とは? わかりやすく解説

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チャイコフスキー (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/12 14:38 UTC 版)

チャイコフスキー
Чайковский
(Chaykovskiy)
監督 イーゴリ・タランキン英語版
脚本 イーゴリ・タランキン
ユーリー・ナギビン英語版
ブジミール・メタリニコフ英語版
製作総指揮 ディミトリ・ティオムキン
出演者 インノケンティ・スモクトゥノフスキー
アントニーナ・シュラーノワ英語版
音楽 ディミトリ・ティオムキン
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
撮影 マルガリータ・ピリーヒナ
編集 レオニド・ネホロシェフ
ゾーヤ・ウェリョフキナ
製作会社 モスフィルム
配給 日本ヘラルド映画
公開 1970年8月31日
1970年12月12日
上映時間 157分
製作国 ソビエト連邦
言語 ロシア語
フランス語
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チャイコフスキー』(: Чайковский)は1970年ソビエト連邦伝記映画。 監督はイーゴリ・タランキン英語版、出演はインノケンティ・スモクトゥノフスキーアントニーナ・シュラーノワ英語版など。 19世紀後半のロシア作曲家ピョートル・チャイコフスキーの半生を描いている。 ハリウッドを代表する映画音楽の作曲家でウクライナ出身のディミトリ・ティオムキンが製作と音楽(編曲)を担当している。

第44回(1971年度)アカデミー賞において外国語映画賞にノミネートされた。

ストーリー

チャイコフスキーの生涯のうち、ピアノ協奏曲第1番を作曲した1875年ころから、交響曲第6番『悲愴』の初演(1893年)までを、親友ニコライ・ルビンシテインとの関係や、長年にわたって経済的にチャイコフスキーを支援していたフォン・メック夫人との文通のみでの交流を中心に描いている。プロローグとエピローグに少年時代のエピソードが挿入されている。

2部構成。第1部は、妻アントニーナとの関係を苦にした自殺未遂までが描かれる。第2部は、親友ニコライがチャイコフスキーの離婚に伴う慰謝料の支払いをフォン・メック夫人に依頼し、その後にパリで客死するところから始まる。

登場人物

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
NETテレビ VHS版
ピョートル・チャイコフスキー インノケンティ・スモクトゥノフスキー 柳生博 津嘉山正種
フォン・メック夫人 アントニーナ・シュラーノワ英語版 岩崎加根子 有田麻里
ニコライ・ルビンシテイン ウラジスラフ・ストルジェリチク英語版 大木民夫
ウラジスラフ・パフリスキー キリール・ラヴロフ 羽佐間道夫
アリョーシャ エフゲニー・レオーノフ 井上昭夫
デジレ・アルトー マイヤ・プリセツカヤ  頼慶子
ツルゲーネフ ブルーノ・フレインドリフ英語版 梶哲也
ユリヤ・フォン・メック アッラ・デミードワ英語版
ラロシ エフゲニ・エフスチグネーフ英語版 瀬下和久
アントニーナ・ミリュコーワ リリア・ユージナ  太田淑子
不明
その他
家弓家正
千葉耕市
吉田理保子
藤夏子
増岡弘
菅谷政子
村松康雄
峰恵研
八代駿
山下啓介
島田敏
山本精二
伊沢弘
演出 山田悦司 石田勝心
翻訳 岸本康子
効果 PAG
調整 栗林秀年
制作 グロービジョン
解説 淀川長治
初回放送 1977年3月20日
日曜洋画劇場

製作

ボリショイ・オペラボリショイ・バレエのメンバー、レニングラード管弦楽団ボリショイ劇場管弦楽団ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー等、ソビエト音楽界を代表するメンバーが演奏・出演している[1]

出典

  1. ^ チャイコフスキー”. KINENOTE. 2013年2月16日閲覧。

関連項目

外部リンク


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