チシャノキ (ムラサキ科)とは? わかりやすく解説

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チシャノキ (ムラサキ科)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/23 22:35 UTC 版)

チシャノキ
Ehretia acuminata
分類APG III
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ムラサキ科 Boraginaceae
亜科 : Ehretioideae
: チシャノキ属 Ehretia
: チシャノキ E. acuminata
学名
Ehretia acuminata
R.Br.
シノニム

Ehretia ovalifolia var. latifolia
Ehretia thyrsiflora
Ehretia ovalifolia

和名
チシャノキ(萵苣の木)、カキノキダマシ
変種
  • E. a. var. obovata 

チシャノキ(萵苣の木、学名: Ehretia acuminata[1])は、ムラサキ科チシャノキ属の落葉高木

和名は、若葉の味がチシャに似ていることから[2]。また、樹皮や葉がカキノキに似ていることから、カキノキダマシともいう[3]

特徴

花期は6月から7月で、枝先に小さな白い花を多数つける[2]

樹皮にタンニンアラントイン、蔗糖(スクロース)を含む[4]。アラントインは地下部に多く、上に行くに従って減少し、葉には含まれない[4]

分布

中国・四国・九州の西日本。琉球諸島、台湾、中国、インド、オーストラリア[2]

福岡県高知県には、国の天然記念物に指定されている大木がある。

脚注

  1. ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)”. 2012年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年7月4日閲覧。
  2. ^ a b c ウィリアディナタ「チシャノキ」(『週刊朝日百科 植物の世界』)。
  3. ^ 『樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物』、334-335頁。 
  4. ^ a b 小山鷹ニ「チシャノキ成分の研究」

参考文献

  • 茂木透写真『樹に咲く花 合弁花・単子葉・裸子植物』高橋秀男・勝山輝男監修(改訂第3版)、山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、2003年、334-335頁。ISBN 4-635-07005-0 
  • 小山鷹ニ「チシャノキ成分の研究」、『薬学雑誌』、73巻4号、1953年、411 - 412頁。
  • ハリー・ウィリアディナタ (Harry Wiriadinata)「チシャノキ」、『週刊朝日百科 植物の世界』21(クマツヅラ ムラサキ)、2-282頁。

関連項目

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