ダレルアームストロングとは? わかりやすく解説

ダレル・アームストロング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/03 01:49 UTC 版)

ダレル・アームストロング
Darrell Armstrong
2012年のアームストロング
ダラス・マーベリックス AC
ポジション PG
役職 アシスタントコーチ
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1968-01-22) 1968年1月22日(57歳)
出身地 ノースカロライナ州ガストニア
身長(現役時) 185cm (6 ft 1 in)
体重(現役時) 82kg (181 lb)
キャリア情報
出身 フェイエットビル州立大学 (ノースカロライナ州)
ドラフト 1991年 ドラフト外
選手経歴
1991-1994
1992
1992-1993
1993-1994
1994-1995
1995-2003
2003-2004
2004-2006
2006-2007
2007-2008
アトランタ・イーグルス/トロヤンズ(USBL
キャピタルリージョン・ポンティアクスCBA
サウスジョージア・ブルース(GBA)
AEKラルナカBC
オウレンセ・バロンセスト
オーランド・マジック
ニューオーリンズ・ホーネッツ
ダラス・マーベリックス
インディアナ・ペイサーズ
ニュージャージー・ネッツ
指導者経歴
2009- ダラス・マーベリックス(AC)
受賞歴

選手時代

コーチ時代

Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ダレル・アームストロングDarrell Eugene Armstrong, 1968年6月22日-)はアメリカ合衆国出身の元バスケットボール選手。現在はダラス・マーベリックスのアシスタントコーチ。ノースカロライナ州ガストニア生まれ。身長185cm、体重82kg。ポジションはポイントガード。1998-99シーズンにMIPNBAシックスマン賞を同時に受賞したNBA史上初の選手[1]。2020年にオーランド・マジックの殿堂入りも果たしている[2]

略歴

現役時代

ファイエットビル州立大学出身。アームストロングはNBAからドラフト指名されなかった[1]。独立リーグのUSBLCBA、海外のキプロススペインでプレーした。1993-94シーズンはキプロスリーグでMVP。その後、スペインのコレン・オレンセと契約。

1994-95シーズン途中の1995年4月にフリーでNBAのオーランド・マジックと契約[1]。当初は注目される選手ではなかったが、スター選手のシャキール・オニールの移籍、アンファニー・ハーダウェイが怪我がちになり、チームの中心選手になっていく。1998-99シーズンにMIPNBAシックスマン賞を同時に受賞。1999-00シーズンは、チームのスター選手であるハーダウェイが移籍したためオーランドは注目されなかったが、ヘッドコーチのドック・リバースの元、全82試合に先発起用され、キャリアハイとなる1試合平均16.2得点の記録を残す活躍を見せた[3]。翌2000-2001シーズンも75試合で先発起用され、前年には及ばなかったが、1試合平均15.9得点の記録を残した[3]。このシーズン、2月2日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦でこの時点でのキャリアハイとなる34得点を記録、2月14日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でキャリアハイとなる16アシストを記録した[3]。2002-03シーズンでマジックを退団。9シーズン在籍し、レギュラーシーズン通算502試合に出場(先発291試合)1試合平均11.7得点5.1アシスト3.3リバウンドのスタッツを残した[1]。所属した9年間、チームは1度も負け越すことはなく、7回プレイオフに出場した。

2003-04シーズン、ニューオーリンズ・ホーネッツに移籍、2004年1月24日のサンアントニオ・スパーズとの対戦でキャリアハイを更新する35得点を記録するなど[3]、このシーズン1試合平均10.6得点を記録した。2004-05シーズン途中の2004年12月にトレードでダラス・マーベリックスに移籍、翌2005-06シーズン、チームはNBAファイナルにも進出した。2006年にアンソニー・ジョンソンとのトレードでインディアナ・ペイサーズに移籍した。ペイサーズから放出された後、2007-08シーズンにニュージャージー・ネッツでのプレーが現役最後となった。

指導者歴

2009年1月26日、ダラス・マーベリックスにプレーヤー育成担当のアシスタントコーチとして採用され[4]、2011年のファイナル優勝に貢献している。


脚註

  1. ^ a b c d Darrell Armstrong to be Inducted Into Magic Hall of Fame” (英語). NBA (2019年12月10日). 2025年4月2日閲覧。
  2. ^ Darrell Armstrong Inducted Into Magic Hall of Fame” (英語). NBA (2020年2月21日). 2025年4月2日閲覧。
  3. ^ a b c d Darrell Armstrong”. NBA. 2025年4月2日閲覧。
  4. ^ Sefko, Eddie (2009年1月27日). “Armstrong to join Dallas Mavericks' coaching staff”. Dallas Morning News. 2009年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。J2016-01閲覧。 エラー: 閲覧日が正しく記入されていません。

外部リンク





固有名詞の分類

アメリカ合衆国の男子バスケットボール選手 ムーキー・ブレイロック  サイラス・テイト  ダレル・アームストロング  ラモン・セッションズ  オスカー・ロバートソン
ダラス・マーベリックスの選手 ジョシュ・ハワード  エイドリアン・ダントリー  ダレル・アームストロング  カロン・バトラー  ホセ・バレア
ニュージャージー・ネッツの選手 ボブ・マカドゥー  ムーキー・ブレイロック  ダレル・アームストロング  易建聯  ディケンベ・ムトンボ
インディアナ・ペイサーズの選手 フィル・シェニエ  ブライアン・ロウサム  ダレル・アームストロング  ロナルド・マレー  トラビス・ディーナー
ニューオーリンズ・ホーネッツの選手 アルビダス・マシャウスカス  セドリック・シモンズ  ダレル・アームストロング  マチェイ・ランペ  マーカス・ヴィニシウス

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ダレルアームストロングのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダレルアームストロングのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのダレル・アームストロング (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS