ダルド級駆逐艦_(セコンダ)とは? わかりやすく解説

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ダルド級駆逐艦 (セコンダ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/05 14:55 UTC 版)

ダルド級駆逐艦 第二グループ
写真は「フルミーネ」。
基本情報
艦種 駆逐艦
就役期間 1932年-1943年
前級 ダルド級駆逐艦 第一グループ
次級 マエストラーレ級駆逐艦
要目
基準排水量 1,220トン
常備排水量 1,650トン
満載排水量 1,920トン
全長 96.1m
最大幅 9.3m
吃水 4.5m
機関方式 ソーニクロフト式重油専焼水管缶3基
+ブルッゾー式ギヤード・タービン2基2軸推進
出力 44,000hp
速力 38ノット
航続距離 12ノット/3,600海里(重油:640トン)
乗員 156名
兵装

120mm(50口径)連装速射砲2基4門
40mm(39口径)連装機関砲2基4門
13.2mm(75.7口径)単装機銃4基
533mm魚雷3連装発射管2基

爆雷または機雷60発
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ダルド級駆逐艦 第二グループCacciatorpediniere Classe Dardo Seconda Serie)は、イタリア王立海軍駆逐艦。4隻が建造された。フォルゴーレ級駆逐艦Classe Folgore)とも呼ばれる。

ダルド級駆逐艦の後期型であり、原型となった第一グループから、2目標への射撃を可能にし、全長を縮小して高速化を図ったが、後者は安定性の悪化と航続距離の減少を招く結果に終わった。後に防空能力を強化するため、対空火器は20mm機関砲8門に変更され、さらに1940年には37mm機関砲4門が増設されている。

第二次世界大戦においては、第8駆逐艦戦隊を編成。カラブリア沖海戦には全艦揃って参加したが、輸送作戦及び阻止作戦で消耗し、1943年4月にチュニジアのボン岬沖で空襲により撃沈されたランポを最後に、全ての艦が失われた。

同型艦

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