ダム決壊のデマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 00:56 UTC 版)
ただし書き操作時には、地元自治体から下流住民への避難勧告が行われるが、今次の避難勧告には、被災住民等の一部からは不手際があったのではないかと指摘されている。 平取町側は「危険水位に達したので避難するように」と伝えたとしているが、深夜午前2時という悪条件の中、情報が伝わる間に「堤防が決壊する」または「ダムが決壊する」という尾ひれがついてデマが流布してしまい、住民がパニックに陥る事態となった。 こうした状態は、地域住民の間でダムへの不信感が一気に高まることとなり、後日、北海道新聞の投書欄にダムを危険視する意見が掲載(2003年8月17日)されたことがきっかけとなり、北海道開発局側が「ダムが決壊することは無い」とする反論(同月22日)を同紙に掲載する事態となった。
※この「ダム決壊のデマ」の解説は、「二風谷ダム」の解説の一部です。
「ダム決壊のデマ」を含む「二風谷ダム」の記事については、「二風谷ダム」の概要を参照ください。
- ダム決壊のデマのページへのリンク