タラノア対話とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > タラノア対話の意味・解説 

タラノア対話

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/31 03:36 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

タラノア対話(Talanoa dialogue)は、2018年ポーランドで開催された第24回気候変動枠組条約締約国会議(COP24)において、実施される促進的対話[1][2]。「タラノア」は意思決定の透明性を意味するフィジー語である[1]

意義と論点

2020年にスタートすることになっているパリ協定では前進性の原則に基づき5年サイクルで「グローバル・ストックテイク」と呼ばれる世界全体の進捗状況の確認作業が実施される[2]。パリ協定のもとでの最初のグローバル・ストックテイクは2023年に実施されるが、多くの国やNGOの主張により、それに先駆けて2018年から世界全体の進捗確認の機会が促進的対話(Facilitative Dialogue)として設けられることになった[2]

2017年の気候変動枠組条約第23回締約国会議(COP23)では、2018年にタラノア対話を開催することを決定し、現状での温室効果ガス排出量の確認、2020年以降の各国・各地域での排出削減目標の検証、削減方法の検討などを協議し情報共有を目指すことになった[1]

環境省ポータルサイト

出典

  1. ^ a b c COP23閉幕 削減促進へ「対話」合意”. 毎日新聞. 2017年11月19日閲覧。
  2. ^ a b c COP23 の重要争点”. WWFジャパン. 2017年11月19日閲覧。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タラノア対話」の関連用語

タラノア対話のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タラノア対話のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのタラノア対話 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS