タウルス急行の登場する作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 17:47 UTC 版)
「タウルス急行」の記事における「タウルス急行の登場する作品」の解説
アガサ・クリスティは、中東を舞台とする作品でしばしばタウルス急行を登場させている。1934年に発表された推理小説「オリエント急行の殺人(オリエント急行殺人事件)」は、エルキュール・ポアロがアレッポの駅でタウルス急行に乗車するシーンから始まる。同じ寝台車には2人のイギリス人が乗っており、1人はインドから帰国する軍人で、もう1人はバグダッドから帰国する女性であり、キルクーク、モスルを経由してきたと話している。彼らはイスタンブールでシンプロン・オリエント急行に乗り継ぐ。1944年に発表されたロマンチック・サスペンス「春にして君を離れ」(設定年代は1930年代)は、バグダッドからイギリスに帰国する途上の主人公が、自動車連絡区間を越えてたどり着いたトルコ国境の駅の鉄道宿泊所(レストハウス)で立ち往生する。
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