ソフトコンパウンド
レーシングタイヤでいうソフトコンパウンドは、速いラップタイムで走行できるので、とくに予選でのタイムアタックに使われる。しかし、摩耗が早く発熱も大きいのでタイヤが長持ちしないという欠点がある。ゴムの物性からみると、ソフトコンパウンドであるからといって必ずしも軟らかいゴムではない。ゴム物性の尺度としてもっともよく使われるのはJIS硬度、反発弾性であるが、新品の常温状態ではミディアムやハードコンパウンドよりも、つめで押したときに硬く感じるケースもある。通常は春や秋など、路面温度が30℃以下のレベルで使用されることが多い。
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