ソガノ出版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 20:23 UTC 版)
吉備真備(きびの まきび) 主人公。フジワラ・ノ・フヒトが最後に記した『幻の漂流録』を持っており、彼の弟子を自称する。漂流作家を志し、漂流録を書くため世界を旅している。ツギハギだらけの服を着ており、持ち物は傘とインク・紙・羽ペンだけである。非常時には傘を武器にして戦い、攻撃時の掛け声は「アンブレラァッッ!!」である。自身の初作品を書いてチヨルダ国ジンボータウンにやってきた。漂流録にかけては雄弁で自身の考えを持っているが、あまりにも空気が読めない上に口が悪く、しばしば不謹慎な発言をする。落とし物も多い。 ミツネ チヨルダ国ジンボータウンにあるソガノ出版社の編集長。父の担当だったフジワラ・ノ・フヒトを尊敬しており、彼のような漂流作家をいつか育てたいと思っている。父の遺産であるフヒトが最後に記した幻の漂流録を宝にしている。編集部の部下としてムチマロとイモコがいる。 イモコ ソガノ出版社の社員であり、髪型は七三分けで眼鏡をかけている。編集者適正試験に何度も落ちている。 ムチマロ ソガノ出版社の社員であり、常にヘルメットを被っており鼻水を垂らしている。イモコとは違い、編集者免許をとる気はないらしい。 橘諸兄(たちばな もろえ) 吉備真備の担当編集者。元は大手の出版社で多くのベストセラーを生み出していたが、フジワラ・ノ・フヒトとの旅を境に漂流作家に厳しくなり、そのために会社を追われた。その後は数々の出版社を経てソガノ出版社に採用される。その厳しさにより、ことごとく新人作家を潰していたが、真備の力を認めて担当となった。
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