ソアリング(滑翔)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 03:20 UTC 版)
グライダーは、機体の沈下速度より強い上昇気流の中では、位置エネルギーを獲得しながら何時間も空中に留まることが出来る。通常の上昇気流の源は下記のものである。 サーマル :暖かい空気の上昇気流 斜面上昇 :風が丘の面に吹き付け、上に吹き上げられるときに発生 ウエーブ(山岳波)の上昇 :大気中の定常波、流れの表面の漣のようなもの グライダーは、斜面上昇では、その地形から600 m以上の高さまで上昇することは、ほとんど無い。サーマルでは、気候と地形にもよるが、平野では3,000 mに達し、山地ではもっと高く上昇する。ウエーブ(山岳波)の上昇では、グライダーが15,447 mまで上昇した。 雲の中のような、コントロールできない空域まで上昇することを許す国もあるが、多くの国の場合は雲底に達する前に上昇を止めなければならない。
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