セントラルの奮起
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/24 03:24 UTC 版)
「1972-1973シーズンのNBA」の記事における「セントラルの奮起」の解説
2カンファレンス4デビジョン制となって以来、リーグ最弱地区と化していたセントラル・デビジョンは、ボルチモア・ブレッツ、アトランタ・ホークスが躍進を見せた。 1970-71シーズンにはファイナルに進出したこともあるボルチモア・ブレッツは、当時の主力選手だったウェス・アンセルドは故障を抱え成績を落とし、アール・モンローは前季にチームを去っていた。成績が落ち込んだブレッツは、前季にはガードのアーチー・クラーク、このシーズンにはエルヴィン・ヘイズを獲得。チームの再興のため積極的な補強を行ったことが功を奏し、ブレッツはクラークと1971年に指名したフィル・シェニエが強力なバックコートを形成し、ヘイズとアンセルドがインサイドに陣取るという隙の無いチームとなった。 アトランタ・ホークスは"ピストル"の異名を持つピート・マラビッチを始め、ウォルト・ベラミー、ルー・ハドソンといった豪華な陣容を誇ったが、このメンバーで勝率が5割を上回ったのはこのシーズンのみだった。
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