センダイシダレ(仙台枝垂)センダイヤ(仙台屋:Cerasus jamasakura 'Sendaiya')、センダイヤザクラ(仙台屋桜)
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仙台藩から移住してきた佐伯氏が、現・高知県高知市中須賀で始めた「仙台屋」の屋敷に植えた桜で、土佐藩主・山内家にも献上された。周辺住民から「仙台屋の桜」と呼ばれていたが、高知県出身で「日本の植物学の父」とされる牧野富太郎が品種として命名した。センダイヤはサトザクラ群の栽培品種で、葉が赤く、花は一重で5枚の花弁が付き、ソメイヨシノより数日遅く濃紅色の花を開花する。虫が付きにくいため、消毒作業による都市環境・自然環境への負荷が低い品種と考えられており、2002年(平成14年)より神奈川県横浜市では青葉区役所付近の鶴見川沿いに植樹されて桜並木を形成しつつある。
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