セル画の分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 03:51 UTC 版)
スタンダードセル - テレビアニメ作品(4:3制作)で一般的に用いられてきた268mm×228mmサイズのセル。 中版セル - スタンダードに比べ、横に長いセル。B4サイズが基本。 大版セル - 中版以上のサイズのセルの総称。 ビスタサイズ - 劇場版アニメ作品(16:9制作)に使われる345mm×230mmのセル。 オープニング・エンディングセル - アニメのオープニング、エンディングに使用されるセル画。丁寧に作られている場合が多く、アニメの顔として認知度も高いので、有名作品では非常に高額で取引されている場合がある。OP・EDセルとも。 アイキャッチセル - テレビアニメ作品のアイキャッチに使用されるセル画。 アバンタイトル - 作品冒頭(アバンタイトル、プロローグ)で使用されるセル画。プロローグ、アバンとも。 BANKセル - 魔法少女の変身シーンなど、作品中で複数回使用される場面(BANK)のセル画。またはコレクター用語で自分のお気に入りのセルのこと。 劇場版 - 劇場版作品で使用されるセル画。一般的にビスタサイズを使用したセル。 ENDセル - 各シーン最終のセル画。セルの端にカットナンバーと共に「END」と書かれている場合が多い。 複製画(リレイズセル) - 記念・販売を目的に制作されるセル画。セル画を使用していない作品の物も制作される場合がある。現在では一般的に印刷物が用いられる。 オコシ - セル画の偽造品。 同人セル - ファンなど同人によって制作されたセル画。 中割り(中落ち) - 原画間のつなぎのセル画。 カブセ(被せセル) - 着色ミスなどの修正のためにセル画の上から被せるセル画。 版権セル(販促セル) - ポスターやグッズなどに使用するためにアニメ制作用途以外に制作されるセル画。
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