ストリートファッションにおけるプーマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 19:22 UTC 版)
「プーマ」の記事における「ストリートファッションにおけるプーマ」の解説
1968年に発売されたスエードアッパーのスニーカー・スウェード (Suede) および同モデルがベースとなったバスケットボール選手ウォルト・フレイジャー(愛称:クライド)のシグネイチャーモデルであるクライド (Clyde) は、プーマを代表するスニーカーというだけではなく、スニーカーの歴史の中でももっともポピュラーなもののひとつになった。同シューズを太平洋の向こうから輸入していたヨーロッパではステート (State) の名前で知られる。 スウェード/クライド/ステートは初期(1970年代後半から1980年代前半)のヒップホップにおいてBボーイ(ブレイクダンサー)たちから支持され、ニューヨーク・シティ・ブレイカーズやロック・ステディ・クルーといった著名なブレイクダンサーに履かれていた。またグラフィティ・ライターのあいだでも愛用されていた。スケーターにはクライドのレザーバージョンであるバスケット (Basket) が、その丈夫さから選ばれた。1994年にはビースティ・ボーイズがライヴでスウェードを履いていたことから再び注目を集めた。 1980年代のイギリスではフットボール・カジュアルズやアシッドジャズのコミュニティのあいだでステートが流行した。
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